マシンのパフォーマンスを改善するMacクリーナー3選

macOSを使っていると動作が不安定になることがあります。そんなときはクリーナーアプリを使ってOSに溜まったゴミを掃除しましょう。本記事ではおすすめのMacクリーナーを3つご紹介します。

比較一覧表

 

CleanMyMac – MacPaw inc.

Macクリーナーアプリの中で有名なものの1つがCleanMyMacです。macOSの動作が不安定になる原因はさまざまなものがあり、主に以下の原因が考えられます。

• ジャンクデータが溜まっている
• RAM容量が不足している
• ストレージの空き容量不足している
• コンピューターウイルスに感染している
• ブラウザのキャッシュが溜まりすぎている
• 未使用のアプリが多すぎる

1つひとつの原因を解消するためにそれぞれアプリを入れていては非常に手間ですよね？CleanMyMacは1つのアプリでこれらの全ての問題に対応する機能が付いています。macOSのクリーンアップはCleanMyMacひとつで片付くでしょう。

また、アプリの使用感を試すための無料版も用意されています。無料版では500MBのデータしか削除できませんがお試しには十分です。まずはCleanMyMacのスマートスキャンを以下の手順で実行してみましょう。

1. 最新版のCleanMyMacをダウンロード
2. 画面上の指示に従ってMacにインストールして、アプリケーションフォルダから起動
3. スマートスキャンを選択した状態で、画面下のスキャンボタンをクリック
4. スキャン結果が表示されたら実行ボタンをクリック。または、詳細を確認...をクリックして、クリーンアップが不要なファイルがあればチェックを外してから実行

この機能によって、重要なシステムファイルや必要なドキュメントを不意に削除してしまうことなく、古いログファイルやキャッシュ、不完全にダウンロードされたファイル、その他の不要ファイルを安全に削除でき、またクリーンアップだけではなく、システムの最適化、ウイルスの検知と除去も、一度に完了することができます。

Disk Doctor - FIPLAB Limited

Disk Doctorはイギリス企業のFIPLABが開発したアプリです。ジャンクデータ削除に特化したアプリで、2013年には「Mac Gem賞」をMacWorldから受賞しています。最大の魅力はその価格でしょう。App Storeにて370円で売られています。「手軽にジャンクデータだけ掃除したい」という方にはおすすめです。ただ、日本語に全く対応していないため、ある程度英語が分かる方でないと難しいかもしれません。 

Daisy Disk - Software Ambience Corp

Daisy DiskはSoftware Ambience Corpが発売しているクリーナーアプリです。グラフィカルな視覚効果でストレージの中身を可視化するのが特徴で、どのフォルダがどれだけストレージを圧迫しているかを一目で見分けられます。Macのストレージ管理機能で「その他」として表示される雑多なデータも細かく分けて表示してくれるのが嬉しい機能です。「その他」が大きくストレージを圧迫していても、どのデータかわからないので対処しにくいですよね。「その他」のデータが大きすぎて悩んでいる方はDaisy Diskの導入を検討すると良いでしょう。

アプリ自体は日本語に対応していますが、ベンダーは日本語サポートを提供していません。ソースネクストが代理店となり、日本語販売ページや日本語サポートを提供しているようです。本格的なサポートはSoftware Ambienceに英語で問い合わせる必要がありますが、簡易的なサポートでも十分な方はソースネクストで買うと良いでしょう。

まとめ

Macのクリーニングアプリはたくさんの製品がありますが、今回は代表的なもの3つをご紹介しました。価格と機能はトレードオフの関係にあります。自分の状況に合わせて選ぶと良いでしょう。また、英語がわからない方にとっては日本語版や日本語サポートの有無が非常に大事です。価格や機能だけではなくサポート体制もよく考えて選びましょう。不要ファイルの削除、不要アプリのアンインストール、ウイルス除去、システム最適化の機能など、Macの日々のメンテナンスに効果的な機能のすべてを搭載し、最も高機能で日本語サポートも充実しているアプリはCleanMyMacです。どのようなアプリが良いか迷った際は、CleanMyMacを選ぶと良いでしょう。