MacでAdobeのキャッシュを完全削除する方法
2 分で読む
はじめに
Macが現代で最も強力なコンピューターであることに疑う余地はありません。しかしながら、適切なメンテナンスを行わないと、不要データやバグによってMacが遅くなったり、応答しなくなるリスクがあります。
CleanMyMacをダウンロードして、Macのクリーンアップを徹底的に行い、パフォーマンスを改善しましょう。これは、マシンの整理や最適化、そしてセキュリティ対策など、どのような問題が起きてもmacOSのスムーズな体験を実現できるようにしてくれるものです。
この記事で解説している機能は、MacPawサイト版のCleanMyMacに関するものです。
Photoshop・Illustrator・Premiere Proなど、Adobeの製品は多くのクリエイターに愛されています。AdobeをMacにインストールしている方も多いでしょう。人気の高いAdobeですが、写真・動画・イラスト・グラフィックデザインなどを量産するとそれに比例して、いつのまにか大量のキャッシュファイルが溜まってしまうようです。そこで本記事では、MacでAdobeのキャッシュを完全削除する方法を解説します。大量のキャッシュに悩むMacユーザーの方は、ぜひ参考にしてください。
Adobeのキャッシュとは?
Adobeの製品を使う際、動画や画像を素早く再現し効率性を高めるために、一時的にデータを保存します。このような使用頻度の高い一時保存データが「キャッシュ」です。Adobeがキャッシュを自動保存してくれるおかげで、Adobeユーザーはスムーズに作業ができます。
MacでAdobeのキャッシュを完全削除する2つの方法
MacでAdobeのキャッシュを完全削除する方法は2つです。それぞれ解説していきます。
1:手動でAdobeのキャッシュを完全削除する方法
Adobeのキャッシュは、システムフォルダの奥深くに保存されてしまいます。手動で削除を実行する場合、Adobeのキャッシュファイルフォルダを探し出す必要があります。手順は以下のとおりです。
- Finderを開く
- 左上の「移動」>「フォルダへ移動」をクリックする
- 「~/Library/Application Support/Adobe/Common」を入力する
- 「Media Cache」「Media Cache Files」の中にあるキャッシュファイルを削除する
2:アプリケーションを使う方法
Adobeのキャッシュファイルは、使う度に溜まり続けてしまいます。定期的に削除したいものの、手間に感じたり、忘れてしまったりするかもしれません。そこでAdobeを頻繁に利用する方に推奨したいのが、CleanMyMac XというMacの最適化アプリを使う方法です。スキャンとクリックだけの簡単な操作で、Adobeのキャッシュファイルを一気に削除できるようになります。では、手順を紹介します。
- CleanMyMac Xの無料版をダウンロードして起動する
- サイドバーの「システムジャンク」をクリックする
- 「スキャン」ボタンをクリックする
- スキャン後の画面で「詳細を確認」をクリックする
- 残したいデータの選択を解除する
- 「削除」ボタンをクリックする
これでAdobeのキャッシュを完全削除できました。CleanMyMac Xは、Macのさまざまな問題を素早く解決に導いてくれる最適化ツールです。Adobeだけでなく、Macに残されたさまざまなアプリのキャッシュファイルを整理できます。
使わないアプリはアンインストールしましょう
Macの容量を圧迫する要因となるのは、キャッシュファイルだけではありません。メールの添付ファイル・DNSキャッシュ・使っていないアプリなども容量を圧迫する可能性があります。ストレージの容量が多すぎると、動きが遅いなど、Macの不調を生じさせてしまいますので、定期的なメンテナンスを実行しましょう。Apple公認のMacの最適化アプリCleanMyMac Xを使えば、簡単な操作で素早くMacのメンテナンスができます。作業負担もほとんどかかりません。
CleanMyMac Xには、過去6か月使用されていないアプリケーションや手動での削除で残ってしまったアプリに関する不要ファイルを検知するという頼もしい機能があります。使用していないアプリケーションが容量を圧迫するのはナンセンスですが、自分でそれを探し出すのは手間がかかるものです。それならば、CleanMyMac Xで6か月使用されていないアプリがあるかどうか確かめ、アンインストールを実行しましょう。手順を以下に解説します。
- CleanMyMac Xの無料版をダウンロードして起動する
- サイドバーの「アンインストーラ」をクリックする
- 「X件のアプリケーションを確認」ボタンをクリックする
- 「使用されていないもの」をクリックし、不要なアプリを選択する
- 「アプリ削除後の不要ファイル」をクリックし、削除したアプリに関する不要なファイルを選択する
- 「削除ボタン」をクリックする
MacでAdobeのキャッシュを完全削除する方法まとめ
MacユーザーでAdobeを使う方は、定期的にAdobeのキャッシュを削除しましょう。手動で行う方法も紹介しましたが、キャッシュの削除以外にも、Macを快適に使うためのメンテナンス機能を豊富に備えているCleanMyMac Xを使う方法をおすすめします。膨大な不要ファイルの整理ができ、まるで買ったばかりのような速さのMacを手に入れることで、Adobeの作業もより捗るでしょう。