【Mac】iCloudのストレージ容量を減らす10の方法
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渡邉 裕美
ライター。パンとチーズとライティングがエナジー

はじめに
Macが現代で最も強力なコンピューターであることに疑う余地はありません。しかしながら、適切なメンテナンスを行わないと、不要データやバグによってMacが遅くなったり、応答しなくなるリスクがあります。
CleanMyMac の無料トライアルを開始して、Macのクリーンアップを徹底的に行い、パフォーマンスを改善しましょう。これは、マシンの整理や最適化、そしてセキュリティ対策など、どのような問題が起きてもmacOSのスムーズな体験を実現できるようにしてくれるものです。
ご注意:この記事はMacPawサイト版のCleanMyMacについて解説しています。
iCloudの無料ストレージは5GBです。写真や動画を撮影をすると、すぐいっぱいになってしまうため、なんとか容量を減らしたい方も多いのではないでしょうか。容量を増やす有料プランも対策の一つですが、まずは不要なデータを整理してストレージを最適化しましょう。本記事で、iCloudの使用容量を効率的に減らす10の方法を解説します。
iCloudストレージの使用状況を確認する方法
iCloudストレージの使用状況を把握します。
Macでは、左上の「Appleマーク」>「システム設定」>「Apple Account(ユーザーのアイコン)」>「iCloud」を選択すると確認できます。
このように写真、バックアップ、メールといったカテゴリごとに使用状況が表示されます。
iCloudのストレージ容量を減らす10の方法
iCloudのストレージ容量を減らすには、iCloudに保存されている不要なデータを削除しましょう。
1. 不要な写真・動画を削除する
iCloud写真は容量を消費するデータの一つです。
手順:
- 写真アプリを開く
- 削除したい写真・動画を選択>右クリックして「X枚の写真を削除」を実行する
削除した写真や動画は「最近削除した項目」に30日間保存されるため、完全に削除するには「最近削除した項目」からも削除が必要です。
2. iCloudに保存が必要なMacアプリを減らす
使用頻度の低いアプリなどはデータの同期を停止し、iCloudの容量を削減します。
- 「Appleマーク」>「システム設定」>「Apple Account(ユーザーのアイコン)」>「iCloud」の順にクリックする
- 「iCloudに保存済み」セクションの横にある「すべて見る」をクリックする
- 不要なアプリはiCloudに保存する項目を「オフ」設定にする
これで自動的にiCloudに保存するアプリを必要最小限に絞ることができました。
- 写真
- 連絡先
- カレンダー
- メモ
- iCloudメール
など、本当に必要な項目のみをオンにしましょう。今後、iCloudの容量を今後増やさないためにもおすすめです。
3. 古いデバイスのバックアップを削除する
使わなくなったデバイスのバックアップが残っている場合、完全削除します。
手順:
- 「Appleメニュー」>「システム設定」>「Apple Account」>「iCloud」をクリックする
- 「管理」>「バックアップ」をクリックする
- 不要なバックアップがあれば選択して「-」をクリックして削除する
上の画面でも、不要なバックアップは削除するとiCloudのストレージが節約できることがわかります。
4. iCloud Driveのファイルを整理する
iCloud Driveの書類やファイルを整理することも、ストレージ容量の削減に有効です。
手順:
- Finderを開き「移動」>「iCloud Drive」を選択する
- 不要なファイル・フォルダを選択し、右クリックで「ゴミ箱に入れる」を選択する
- ゴミ箱を空にする
5. メッセージを削除する
iCloudにメッセージを同期している場合、メッセージや添付ファイルも容量を消費します。
手順:
- メッセージアプリでスレッドを開く
- 削除したいメッセージや添付ファイルを右クリックして「削除」を選ぶ
また、上の画像のように、iCloudに「メッセージ」を保管する設定を「オフ」にする方法もおすすめです。
6. ボイスメモを削除する
ボイスメモの録音データも、ストレージ容量を占めがちです。
手順:
- ボイスメモアプリを開く
- 不要な録音データを選択して右上の「ゴミ箱アイコン」をクリックする
- ボイスメモアプリの「最近削除した項目」で「削除」をクリックする
7. iCloudメールを削除する
iCloudメールを使用している場合、不要なメールを削除します。
手順:
- メールアプリを開く
- メッセージを選択して「ゴミ箱」に入れる
- 「ゴミ箱」フォルダを開いて「削除済み項目を消去」を選択する
8. 共有アルバムを活用する
共有アルバムはiCloudストレージとしてカウントされません。この仕組みを活用し、写真や動画を共有アルバムに移動することで、ストレージを節約できます。家族写真などの保存に最適です。
手順:
- 写真アプリを開く
- 「共有アルバム」タブで「+」をクリックし「新規共有アルバム」を作成する
- 共有したい連絡先を入力して「作成」をクリックする
- 写真や動画を追加する
- 元々写真アプリにあった写真は削除する
注意:共有アルバムには制限があり、仕組みも異なります。参加者1名の投稿枚数はすべての共有アルバムすべての合計で1日あたり10,000件、1時間あたり1,000件です。また、写真は長辺が最大2048ピクセルに縮小されます。詳細はApple公式サイトで確認できます。
9. 外部ストレージにデータを移動する
重要なデータは外付けHDDやUSBメモリに移動することで、iCloudのストレージ容量を節約できます。
10. アプリでiCloudストレージを整理する
iCloudの整理を簡単にするなら、専用アプリがおすすめです。Apple公証済みのメンテナンスアプリ「CleanMyMac」は、たった一つのアプリでMacのすみずみまで最適化してくれます。
アプリのクラウドクリーンアップ機能でスキャンすると、わずか数分でiCloudのストレージを占有しているファイル・データを見つけ出し、一覧リストができあがります。大きい・重いファイルなど、積極的に削除すべき対象が一目でわかるので作業効率がアップ。使い方も簡単です。
手順:
- CleanMyMacの無料トライアルを入手する
- Macにインストールして起動する
- サイドバーから「クラウドのお掃除」を選択する
- iCloudアカウントに接続後、「スキャン」を実行する
- 結果を確認し、不要なファイルを選択して「削除」する
アプリなら、クラウドの整理がスムーズに進みます。
iCloudのストレージ容量を減らす10の方法まとめ
本記事で紹介する方法を順番に行うと、iCloudストレージの容量を減らせます。特に容量を多く占める写真・動画の整理や不要なバックアップの削除は、即効性が期待できます。
iCloudストレージを定期的に見直し、本当に必要なデータだけを保存して、ストレージをすっきり整理しておきましょう。MacのメンテナンスアプリCleanMyMacは効率的にストレージの容量を減らせます。こちらからオールインワンのメンテナンスを無料で体験してみませんか。