Safariの履歴が灰色で削除できないときの原因と解決法
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渡邉 裕美
ライター。パンとチーズとライティングがエナジー

はじめに
Macが現代で最も強力なコンピューターであることに疑う余地はありません。しかしながら、適切なメンテナンスを行わないと、不要データやバグによってMacが遅くなったり、応答しなくなるリスクがあります。
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この記事で解説している機能は、MacPawサイト版のCleanMyMacに関するものです。
Safariの履歴を見たら、灰色になっていて削除できない...…。これは、クリーンタイムの制限やSafariの不具合です。本記事では、履歴を削除できない状態を解消する手順と、ブラウザデータの効率的な管理方法を解説します。
Safariの履歴が灰色で削除できないときの原因
Safariの履歴を削除しようとしたら、灰色で削除できないときには次の原因が考えられます。
- スクリーンタイムの制限
- Appleサーバーやシステムの障害
- Safariの不具合
- 親による機能制限
親によって子どものデバイスに制限がかかっている場合は、「Safariの履歴が灰色で削除できない」のがあるべき状態ですが、それ以外のケースは対応が必要です。
Safariの履歴が灰色で削除できないときの解決法
Safariの履歴を削除できるようにするには、スクリーンタイムの制限の解除か、Safariの問題を解決する必要があります。
1.スクリーンタイムの制限を解除
スクリーンタイムは特定のコンテンツに対するアクションを制限できる機能です。プライバシー設定に関する内容は「コンテンツとプライバシー」で管理されているため、その設定を解除することで、Safariの履歴を削除できるようになる可能性があります。手順:
- Appleメニュー>「システム設定」>「スクリーンタイム」を選択する
- 「コンテンツとプライバシー」をクリックする
- 「コンテンツとプライバシー」を無効にする
解除後、もう一度Safariの履歴を削除できるようになったか確認しましょう。
2.Safariの再起動
Safariの不具合が原因の場合は、次の手順で再起動すると解消する可能性があります。
- メニューバーのSafari>「Safariを終了」をクリックする
- Safariを再度開く
今後のためにSafariのデータ管理を設定する
上記の方法でSafariの履歴が削除できるようになったら、再びSafariの不調を起こさないためにも、ブラウザデータの管理を適切に行いましょう。ここからは、ブラウザデータの管理方法をキャッシュ、クッキー、閲覧履歴に分けて紹介します。
Safariのキャッシュを削除
Safariでは次のようにしてキャッシュを削除します。
- メニューバーのSafari>「設定」>「詳細設定」をクリックする
- 「Webデベロッパ用の機能を表示」にチェックする
- メニューバーのSafari>「開発」>キャッシュを空にする
これでSafariのキャッシュをクリアできます。
Safariのクッキーを削除
続いて、Safariのクッキーを削除します。
- メニューバーのSafari>「設定」>「プライバシー」>「Webサイトデータを管理」をクリックする
- すべてのWebサイトを選択し「すべてを削除」をクリックする
これでクッキーの削除は完了です。
Safariの閲覧履歴を削除
閲覧履歴の削除は以下の手順で行います。
- メニューバーのSafari>「履歴」>「履歴を消去」をクリックする
- 期間を選択し「履歴を消去」をクリックする
以上でSafariの閲覧履歴を削除できます。
自動でSafariのブラウザ履歴を削除する方法
ブラウザの履歴の削除はMacのメンテナンス専用アプリを使うと効率よく実行できます。MacPaw社によるCleanMyMacは、Macユーザーが求める総合的なメンテナンス機能を備えた人気のアプリです。クッキーやブラウズ履歴、自動入力の値などをスキャンで一覧化し、確認してから削除を進められます。CleanMyMacは次のように使います。
- CleanMyMacの無料トライアルを入手
- 起動して、セキュリティ保護を選択する
- 「スキャン」ボタンをクリックする
- スキャン後の画面で「プライバシー項目の管理」をクリックする
- 左側の「プライバシー」>中央の「Safari」>右側で削除したい項目(Cookieなど)を選択する
- 右下の「削除」ボタンをクリックする
起動してクリックするだけでプライバシーに関する項目をリストアップしてくれるため、履歴の削除が簡単に進められます。
重要データ「ユーザー名やパスワード」を削除する方法
Safariのブラウジングデータ(キャッシュ、クッキー、閲覧履歴)を削除しても、自動入力されるパスワードやユーザー名は削除されません。大事なデータが他人に知られないように、重要データの削除はブラウジングデータの削除に加えて行う必要があります。webサイトに自動入力されるユーザー名とパスワードを削除する手順を紹介します。
- メニューバーのSafari>「設定」を開く
- 「パスワード」タブを選択しパスワードを入力する
- 削除したいデータを選ぶ
- 「パスワードを削除」をクリックする
- 削除してよろしいですかと聞かれたら「パスワードを削除」をクリックする
Safariの履歴が灰色で削除できないときの原因と解決法まとめ
Safariの履歴が灰色で削除できないときは、スクリーンタイムの制限確認から始め、必要に応じてSafariの再起動を試します。履歴が削除できるようになったら、今後の管理のためにブラウザデータの整理も忘れずに行ってください。CleanMyMacを使えば、ブラウザデータの削除をより効率的に進められます。アプリの無料トライアルを手に入れる