Macのアプリを削除(アンインストール)

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守屋ノブ

IT&科学ライター。趣味は難解なパズルを解くことと読書。

Macを使っているときにアプリをアンインストールしたい場合があると思います。そのときに適切なやり方で削除しないとジャンクデータが残ってしまいます。ジャンクデータが残るとMacのパフォーマンスが落ちる原因となります。本記事ではMacのアプリを綺麗にアンインストールする方法について解説します。

Macでアプリを手動で削除する方法

Finderでアプリを削除する

Macのアプリを手動で削除するには以下の手順でFinderを使います。

  1. Finderを開く
  2. メニューバーの「移動」メニューより「アプリケーション」を選ぶ
  3. アプリケーションの一覧の中からアンインストールしたいアプリを選ぶ
  4. メニューバーの「ファイル」から「ゴミ箱に入れる」を選択するか、アプリのアイコンをドラッグしてゴミ箱に移動する。
  5. ゴミ箱を空にする

4の手順でパスワードを求められる場合があります。その際はMacの管理者パスワードを入力しましょう。

Launchpadでアプリを削除する

MacのアプリはLaunchpadからも消去できます。

  1. Launchpadを開きます。
  2. どのアイコンでも良いのでアイコンの1つを「長押し」します。
  3. 全てのアイコンがブルブルと震え出すので、消去したいアプリのアイコンの「×」印をクリックします。

この手順を実施すればアプリをアンインストールできます。Finderを使うよりも簡単ですね。しかし、この方法には注意点が2つあります。1点目はAppStoreからインストールしたMacのアプリでないと削除できない点です。2点目はMacに必須のアプリは削除できない点です。

Macのアプリを自動で完全に消去する方法

上記のような手動でアプリを削除する方法では、アプリに付随するシステムファイルまでは削除できない可能性があります。これらの残存したシステムファイルはシステムジャンクとなり、Macのパフォーマンスを低下させます。

そこでApple公証のメンテナンスアプリ、CleanMyMac Xのアンインストール機能を用いてMacのアプリを削除すれば、システムジャンクを残さず、自動的に綺麗に削除できます。

  1. CleanMyMac X の無料版をダウンロードします。
  2. 画面上の指示に従ってMacにインストールして、アプリケーションフォルダから起動します。
  3. サイドバーにあるアンインストーラをクリックします。
  4. 一覧から削除したいアプリを選び、チェックを入れます。
  5. アプリアイコンの右にあるプルダウンメニューが「削除」になっているか確認します。なってなかったら「削除」を選びます。
  6. 下部の「削除」ボタンを押します。

この方法で簡単に綺麗にMacのアプリケーションをアンインストールできます。

Macのプリインストールアプリをリセットする

Macには最初からインストールされているアプリがありますよね。これらのアプリを消したいと思った経験がある人も多いでしょう。しかし、これらプリインストールアプリには消してはいけないものが存在します。しかし、消してはいけないアプリでもリセットによって空き容量を増やせるのです。リセットとはアプリが保存してあるデータや設定を初期化する行為をいいます。

プリインストールアプリのリセットもCleanMyMac X によって可能です。

  1. CleanMyMac Xを起動する。
  2. サイドバーにあるアンインストーラをクリックします。
  3. ウィンドウ中央のバーの「製造元」の項目からAppleを選びます。
  4. 一覧からリセットしたいアプリを選び、チェックを入れます。
  5. アプリアイコンの右にあるプルダウンメニューが「リセット」になっているか確認します。なってなかったら「リセット」を選びます。
  6. 下部の「リセット」ボタンを押します。
これでプリインストールアプリをリセットできました。

Macの削除してはいけないアプリを削除できるか?

Macには削除してはいけないアプリが存在します。プリインストールされているアプリのうち「AppStore」「マップ」「プレビュー」「計算機」などは削除できません。

なぜなら、これらはMacのシステムに必要なものだからです。「株価」や「辞書」など一見消しても問題無さそうなものも含まれていますが、消せないということは消してはいけない何らかの理由があるかもしれません。これらを消す方法もインターネットに書かれていたりしますが、上記の理由からこれらのアプリを消すのは辞めたほうが良いでしょう。

Macのバックアップをこまめに取るTips

いったんアプリを消してしまうと、アプリに含まれていた設定や保存データも一緒に消えてしまいます。もう2度と元に戻せません。したがって、Macのバックアップはこまめに取っておきましょう。

Macのバックアップは以下の方法で取ります。

  1. システム環境設定からTime Machineを選ぶ
  2. 「バックアップディスクを選択する」をクリックする
  3. バックアップ先のディスクを選択し「ディスクを使用」をクリックする
  4. メニューバーにあるTime Machineのアイコン(時計のようなアイコン)をクリックする
  5. 「今すぐバックアップを作成」をクリックする。

これでバックアップが作成できます。時間がかかりますが、バックグラウンドで進んでいくので他の作業をしていてもかまいません。

macOSアプリのアンインストールに関するFAQ

Q:Apple製ではないのに消せないアプリがあります。アプリケーションフォルダにもアプリがありません。どうしたら消せますか?

A:Macのサードパーティー製アプリの中には特殊なアンインストーラーによってしか削除できないアプリがあります。その場合はアプリベンダーからアンインストーラーを手に入れて実行してください。

Q:Macでアンインストールしてはいけないアプリはありますか?

A:最初から入っているアプリは消さないほうが無難です。一見いらない機能に見えてもシステム上の役割を担っている可能性があります。

Q:Windowsから移行しましたがMacにはアプリ管理機能がないので戸惑っています。

A:MacではWindowsのような統合されたアプリ管理機能はありません。アプリの実行ファイルをゴミ箱に捨てるだけでアンインストールが完了します。その場合にはシステムジャンクが残ってるのでCleanMyMac Xを使ってシステムジャンクを消去しましょう。

  1. CleanMyMac X の無料版をダウンロードします。
  2. 画面上の指示に従ってMacにインストールして、アプリケーションフォルダから起動します。
  3. サイドバーにあるシステムジャンクをクリックします。
  4. 下部にある「スキャン」ボタンを押します。
  5. 下部の「削除」ボタンを押して、システムジャンクを消去してください。

まとめ

MacではWindowsのような統合されたアンインストーラーが付属しておらず、デフォルトでは手動で削除するしか方法がありません。手動でMacのアプリを削除するとシステムジャンクが残ってしまう場合があります。Macのアプリを完全に削除したいのであればCleanMyMac Xを使うと良いでしょう。

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