Macでファイルを削除できないときの原因と8つの対処法
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はじめに
Macが現代で最も強力なコンピューターであることに疑う余地はありません。しかしながら、適切なメンテナンスを行わないと、不要データやバグによってMacが遅くなったり、応答しなくなるリスクがあります。
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この記事で解説している機能は、MacPawサイト版のCleanMyMacに関するものです。
Macを使っていて、なぜかファイルが削除できないときがあります。この記事では、以下の2点を紹介します。
- Macでファイルを削除できない原因
- Macでファイルを強制的に削除する対処法
今すぐ削除できないファイルをどうにか削除したいときに、紹介する対処法を順番に試してみてください。不要なファイルはできるだけ速やかに削除し、Macをクリーンに保ちましょう。
Macでファイルを削除できない原因
Macでファイルを削除できないときは、以下の原因が考えられます。
- 起動中のアプリケーションなどでファイルを使用
- ファイルにロックがかかっている
- ファイルの変更権限がない
- その他、何かの不具合
Macでファイルを削除できないときの8つの対処法
Macでファイルを削除できないときは、強制的にファイルを削除してしまいましょう。
対処法1:ゴミ箱で削除する
まず、ゴミ箱でファイルを削除できるか試してみましょう。
- Dockの「ゴミ箱」を開く
- 削除できないファイルを選択し右クリックする
- 「すぐに削除」をクリックする
対処法2:別のフォルダに入れて削除する
削除できないファイルを、別のフォルダに入れて削除操作すると、削除できる場合があります。
対処法3:再起動する
アプリケーションで使用中のファイルを削除しようとすると、以下のようなエラーメッセージが表示され、ファイルが削除できないことがあります。
- アイテムは削除できないため、ゴミ箱に入れることができません。
- アイテムが使用中なため、操作は完了できません。
再起動で起動中のアプリケーションを終了させてから、もう一度削除操作を行ってみてください。再起動の手順は以下のとおりです。
- 左上の「Appleメニュー」をクリックする
- 「再起動」をクリックする
対処法4:アプリケーションを強制終了する
再起動が難しい場合で、アプリケーションで使用中のエラーメッセージが出る場合は、アプリケーションを強制終了しましょう。アプリケーションが特定できない場合は、以下の手順ですべてのアプリケーションを終了するのがおすすめです。
- 「Option」 +「Command」+ 「Esc」キーを同時に押す
- アプリケーションの強制終了で終了したいアプリケーションを選択する
- 「強制終了」ボタンをクリックする
対処法5:ファイルのアクセス権を変更する
ファイルのアクセス権が「読み出しのみ」の場合、ファイルの削除ができません。削除したいファイルのアクセス権を「読み/書き」に変更することでファイルが削除できるようになります。
- ファイルを右クリックし、「情報を見る」をクリックする
- 「共有とアクセス権」タブを展開する
- アクセス権を「読み/書き」に変更する
- 右下の鍵をクリックしアクセス権変更を保存する
対処法6:ファイルのロックを解除する
ファイルがロックされていることも削除できない原因です。以下の手順でロック解除しましょう。
- ファイルを右クリックし、「情報を見る」をクリックする
- 「一般情報」タブを展開する
- 「ロック」のチェックボックスのチェックを外す
対処法7:ターミナルでファイルを削除
ここまでで紹介した対処法で削除ができないファイルは、ターミナルで強制削除しましょう。
- Finder を開く
- アプリケーション > ユーティリティ > ターミナルを選択し、ターミナルを起動する
- 「rm (rmと半角スペース)」と入力する
- 削除したいファイルをターミナルにドラッグする
- ファイル名が入力されたことを確認する
- 「Enter」キーを押す
対処法8:CleanMyMac でゴミ箱をクリーンアップしファイルを強制削除
手動で削除できないファイルを強制削除する方法のほかに、CleanMyMac というアプリケーションを使う方法もあります。
CleanMyMac は、Macのケア専用アプリです。デジタル空間を整理し、マルウェアを削除し、アプリの管理を支援し、効率的で生産性の高いMacを常にそばに置くことができるようになります。作業は数クリックで実行でき、もちろんゴミ箱からファイルを強制削除する際にも活躍します。手順をみてみましょう。
- CleanMyMac をダウンロードして起動する
- サイドバーの「クリーンアップ」をクリックする
- 「スキャン」ボタンをクリックする
- 表示される画面で「すべての不要データを確認」をクリックする
- 「ゴミ箱」をクリックし、一覧から削除したいファイルをチェックする
- 右下の「クリーンアップ」ボタンをクリックする
ゴミ箱の中を簡単に削除することができました。
Macでファイルを削除できないときの原因と8つの対処法まとめ
Macでファイルが削除できないときの原因は、起動中のアプリケーションなどでファイルを使用中やファイルロックが考えられます。
この記事で紹介する8つの対処法を、Macのファイルが削除できない問題の解決に役立ててください。
Macでファイルが削除できないなど、お使いのMacトラブルには、CleanMyMac での定期メンテナンスがおすすめです。CleanMyMacでMac生活をより快適にしましょう。