Macのアップデートが終わらない・進まない・できない:原因と対処法まとめ
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山口ヨシカズ
ITライター&編集者。ITエンジニア。猫が好き。
はじめに

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この記事で解説している機能は、MacPawサイト版のCleanMyMacに関するものです。
お使いのMacで「アップデートを確認中」だったり、エラーで最後まで進まなかったりする場合、ストレージ不足、インターネットとの接続不良、サーバーエラーなどの原因が考えられます。なかなか終わらない、途中で止まって反応がないなど、症状ごとに適切に対処して、アップデートを無事に完了させましょう。
【まず確認】対処に踏み切るまでに待つ時間の目安
- 0〜2時間:進捗バーが動いていたり、本体が温かければ待機
- 2〜3時間:完全に停止しスピナー(虹色の円形アイコンがくるくるしている)のみなら、セーフモードでの再起動を検討
- 3時間以上:完全にフリーズしているなら強制再起動を検討。ただし段階によってリスクが異なります
Macのアップデートが終わらない主な原因
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原因 |
起きやすい症状 |
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インターネット接続が不安定 |
「確認中」やダウンロードの段階で止まる |
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バッテリー残量不足(50%未満) |
ダウンロードやインストールが始まらない |
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ストレージの空き容量不足 |
インストール中に特定の位置で止まる、容量不足のエラーが出る |
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Apple側のサーバー混雑 |
「確認中」のまま長時間反応がない |
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アップデートの設定ファイルの破損 |
確認処理が繰り返し止まる |
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macOS の対応機種外(※) |
エラーも出ずボタンが反応しない |
※現行macOS Tahoe 26に対応するインテル搭載Macは、iMac(2020)、MacBook Pro 16インチ(2019)、MacBook Pro 13インチ(2020、TB3×4)、Mac Pro(2019)の4機種のみです。また2026年秋に登場するmacOS Golden Gateでは、インテルベースのMacには非対応でアップデート自体ができません。そのまま使い続けるか、Apple シリコン搭載モデルへの買い替えの検討が必要です。
Macのアップデートができないときの対処法
まずはインターネット接続・バッテリーの残量・ストレージの空き容量を確認します。これで解決しない場合は、次の対処法を上から順に試してください。
1. Appleのシステム状況を確認する
macOSの公開直後や大型アップデート時は、Appleのサーバーにアクセスしづらくなることがあります。Apple公式のシステム状況ページでソフトウェアアップデート関連に問題が出ていないか見てみましょう。混雑がおさまる数時間後、または翌日以降にもう一度試すと解決するケースが多いです。
2. 周辺機器を外す
外付けディスプレイやUSBハブなどが処理に負荷をかけ、動作を重くしていることがあります。電源ケーブル以外を一度すべて外し、アップデートをやり直してみてください。
3. アップデートの設定ファイルを削除する
設定ファイルが壊れていると、確認処理が止まったままになる場合があります。
- 「Finder」を開く
- 「フォルダへ移動」。「Macintosh HD」>「ライブラリ」>「Preferences」フォルダへ進む
- 「com.apple.SoftwareUpdate.plist」を削除する

- Macを再起動し、アップデートをやり直す
4. 空き容量を確保する
macOSのアップデートには、30〜50GB前後の空き容量が目安として必要です。不足すると途中で止まったり、「ストレージが不足しています」と表示されたりするので注意しましょう。ストレージの確認は「システム設定」>「一般」>「ストレージ」から。

ダウンロードフォルダの整理やゴミ箱を空にするだけでも、数GB単位の余裕が生まれます。
5. セーフモードで起動する
セーフモードでは、起動時に軽いシステムチェックが自動で行われます。 Macのチップでやり方が違ってきます。
【チップの確認方法】
Appleマークから「このMacについて」を開き、「チップ」と表示されていればAppleシリコン搭載、「プロセッサ」と表示されていればインテル搭載です。
Appleシリコン搭載の場合:
- Appleマークから「システム終了」
- 「起動オプションを読み込み中」の表示が出るまで電源ボタンを押し続ける
- 「ボリューム」を選択
- 「Shift」キーを押したまま「セーフモードで続ける」をクリック
インテル搭載の場合:
- 起動と同時に「Shift」キーを押し続ける
- ログインウインドウが表示されたらキーを離す
- ログインする(再度ログインを求められる場合あり)
セーフモードで問題なくアップデートが完了したら、一度通常モードで再起動してから動作を確認します。
6. NVRAM・SMCをリセットする
NVRAM(起動ディスクや音量などの設定を記憶するメモリ)とSMC(ハードウェアの動作を管理する仕組み)のリセットは、インテル搭載Macが対象です(Appleシリコン搭載Macは対応不要)。
NVRAMリセットの手順:
- Macの電源を落とす
- Macの電源を入れ、すぐに「command」+「option」+「P」+「R」を同時に長押しする
- 起動音がしたら(鳴らないときは20秒を目安に)、長押ししていたキーを離す
SMCリセット(ノート型Mac)の手順:
- Appleマークから「システム終了」をクリック
- 「control」「option」「shift」の3つのキーを7秒ほど長押し
- キーを押したまま、Macの電源ボタンを押す
- 4つのキーを7秒ほど長押ししてから指を放す
- 数秒後にMacの電源ボタンを押す
SMCリセット(デスクトップ型Mac)の手順:
- Appleマークから「システム終了」をクリック
- 電源コードを外す
- 15秒後に電源コードを接続
- 5秒後にMacの電源ボタンを押す
あわせて読みたい記事:MacでNVRAMとPRAMをリセットするための完全ガイド
7. macOSを再インストールする
ここまでの方法で直らない場合は、最終手段としてOSの再インストールが残っています。データは消えませんが、念のためTime Machineで事前にバックアップを取っておきましょう。
では作業です。Appleマークから「システム終了」を選び、以下の手順で復旧モードに入ります。
Appleシリコン搭載の場合:
- Macの電源ボタンを長押し
- 「オプション」が表示されたら、電源ボタンから指を放す
- 「オプション」>「続ける」をクリック
- ログイン
インテル搭載の場合:
- 電源ボタンを押して起動し、同時に以下いずれかのキーを長押し
「command」+「R」:直近に使用していたmacOSを再インストール
「option」+「command」+「R」:最新のmacOSを再インストール
「shift」+「option」+「command」+「R」:出荷時のmacOSを再インストール
- Appleロゴまたは地球儀が表示されたらキーを離す
- Wi-Fiに接続しログイン
復旧モードに入れたら、「macOSを再インストール」を選択して「続ける」をクリック(インストール先はMacintosh HDを選択)すると、再インストールが開始されます。
アップデート中にやってはいけない操作とリスク
アップデート段階ごとにリスクが変わります。
- 「確認中」「ダウンロード中」でのフリーズ:ディスクへの書き込みがまだ始まっていないため、強制終了しても比較的安全と言えます。
- 「インストール中」「Macを構成中」でのフリーズ:OS本体をディスクに書き込んでいる最中のため、強制終了は危険。システムが破損して、Macが起動しなくなるおそれがあります。
そのため、アップデート中に次のような操作は避けてください。
- インストール中の画面で電源を強制的に切る
- 短時間のうちに強制終了と再起動を繰り返す
- 初期化や再インストールを何度も試す
迷ったときは画面に表示される文言で判断します。「確認中」「ダウンロード中」なら待つか強制終了かの選択肢がありますが、「インストール中」「再起動中」なら、待つのが安全です。
「ソフトウェアアップデートの確認中にエラーが起きました」と出たときは
このエラーメッセージが出た場合、原因はMac本体ではなくApple側との通信経路にあることが多いです。Apple公式のシステム状況ページを確認し、Wi-Fiルーターの再起動や別ネットワークへの切り替えで対処します。直らない場合は「3. アップデートの設定ファイルを削除する」もお試しください。
健やかなMacを維持するためのメンテナンス
アップデートのトラブルは、ストレージ不足や不要なデータの蓄積が原因になりがち。日頃からこまめにケアしておけば、次はもっとスムーズに進むはずです。
CleanMyMacは、Apple公証のメンテナンスアプリで、Macのお手入れをまとめてこなせます。
- CleanMyMacの無料トライアルを入手してアプリを起動
- 「パフォーマンス」を選択し「スキャン」をクリック
- スキャン完了後、「全てのタスクを表示」を選択

- 「メンテナンス」から実行したい項目にチェック
- 右下の「実行」ボタンをクリック
よくある質問(FAQ)
Q. Macのアップデートに時間がかかりすぎるときは、何時間が目安?
A. 容量や機種によって差がありますが、30分〜2時間程度が目安です。大きなアップデートでは、それ以上かかることもあります。
Q. 「アップデートを確認中」で止まったまま、電源を切っても大丈夫?
A. この段階ではディスクへの書き込みが始まっていないため、強制終了しても大きな問題にはなりにくいです。心配な場合は、2〜3時間ほど様子を見てから判断してください。
Q. セーフモードにすると、なぜアップデートが進むようになるの?
A. 起動時に簡易的なシステムチェックが働き、キャッシュや不要な起動項目が整理されます。これが、アップデートを妨げていた要因を取り除くきっかけになります。
Macとスムーズに付き合うために
Macのアップデートが止まってしまうトラブルの多くは「確認中の停止」「途中のフリーズ」「非対応」の3つ。まずは焦らずに、かかった時間と画面の表示内容を確認して、今どの段階かをチェックしましょう。
「ダウンロード中」なら強制終了もアリですが、「インストール中」はMacが頑張って書き込みをしている最中なので、ゆっくり待ってあげてください。
Macを健やかに保つには、CleanMyMacでのこまめなお手入れが効果的です。ストレージをすっきり整理しておけば、次回のアップデートはきっとスムーズに進みます。まずはCleanMyMacの7日間無料トライアルを体験してみて。