Macの音が出ない原因と対処法:内蔵スピーカー・イヤホン・禁止マーク
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山口ヨシカズ
ITライター&編集者。ITエンジニア。猫が好き。
はじめに

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この記事で解説している機能は、MacPawサイト版のCleanMyMacに関するものです。
Macで音が出ない・音量調整ができない原因の多くは、「出力先の設定が間違っている」か「一時的なシステムエラー」です。症状別(禁止マークが表示される、特定のアプリだけ音が出ない等)の解決手順をわかりやすく解説します。
まず確認する基本設定と基本的な対処
音が出ないと感じたら、まずは次の3点をチェックしましょう。これで直ることもあります。
- 音量・ミュート:メニューバー右上のスピーカーアイコン、またはキーボードの音量キー(F10〜F12など)で音量が上がっているか確認。再生中のアプリ自体がミュートになっていないかもチェック。
- 出力先:「Appleメニュー」>「システム設定」>「サウンド」>「出力」を開き、「内蔵スピーカー」など音を出したい機器が選ばれているか確認。macOSは新しいオーディオ機器を接続すると自動で出力先を切り替えるため、意図しない機器に音が流れていることがあります。
- 外部機器の接続:使っていないBluetoothイヤホンや外部ディスプレイが接続中だと、そちらに音が行きます。不要な接続は切ってみましょう。
これらを試しても解決しない場合は、以下の症状別の対処法を順番にお試しください。
音量スライダーに禁止マークが表示される場合
音量スライダーで音量を操作できなくなるのは、出力先として設定されているデバイス(外部ディスプレイやオーディオ機器など)が現在接続されていない状態を示すサイン。
「システム設定」の「サウンド」で、「出力」タブから「内蔵スピーカー」または現在使用中のデバイスを選択すれば解決します。音量調整も通常どおり行えるようになるはずです。
内蔵スピーカー・外部スピーカーから音が出ない場合
基本設定のチェックで解決しない場合は、ハード側の接続を見直してみましょう。
- ケーブル・電源:抜き差しを試す/端子の差し込み不足やケーブルの破損、スピーカー自体の電源が入っているか確認する
- ポート・音量:USBハブやポートの位置を変えてみる/スピーカー側の音量ダイヤルが最小になっていないか確認する
イヤホン・Bluetoothデバイスだけ聞こえない場合
Bluetoothヘッドセットやイヤホンから音が出ない場合は、Bluetooth接続が原因になっていることがあります。
- 「Appleメニュー」>「システム設定」>「Bluetooth」を開く
- 「自分のデバイス」にヘッドセットが表示されていることを確認する

Bluetoothデバイスの電源がオンになっているか、バッテリーが十分に充電されているかもチェックします。接続が切れている場合は、デバイスを再度ペアリングして接続し直してください。Bluetoothデバイスとの距離が遠すぎると音が途切れることがあるため、デバイス間の距離は近くします。
オーディオインターフェースの確認
オーディオインターフェース(Macとオーディオ機器をつなぐ装置)を使用する場合、接続状況と電源がオンかを確認します。必要に応じてユーザーマニュアルを参照し、ファームウェアが最新の状態かもあわせてチェックしてください。
それでも直らない場合の一歩踏み込んだ対処
基本設定や接続を見直しても改善しない場合は、システム側の不具合等が考えられます。以下を順番に試してみてください。
アプリごとの音量設定・アプリのリセット(CleanMyMac)
多くの音楽アプリ、動画アプリなどは、音量をコントロールできます。該当のアプリを開いて、ミュートになっていないか、音量が小さすぎないか、出力デバイスの選択が適切かを確認しましょう。
アプリごとの音量設定や出力先に問題がなくても音が出ない時は、アプリ自体の設定をリセットしてみるのも有効です。Apple公証を受けたMacクリーナーアプリ「CleanMyMac」を使えば、以下の手順で簡単にアプリを初期状態へ戻せます。
- CleanMyMacの無料トライアルを入手してアプリを起動

- 「アプリケーション」を選択し「スキャン」を実行
- 「アプリケーションを管理」を選択
- 気になるアプリの「バイナリ」以外にチェックを入れて「削除」を実行

これだけで、アプリの音量トラブルがすっきりリセットできます。
システムアラートは鳴るのに音楽・動画の音だけ出ない場合
通知音や起動音は鳴るのに、音楽アプリや動画の音だけ出ないという症状は、サンプルレートの不一致が原因になっていることがあります。
- Spotlightで「Audio MIDI」を検索

- 出力デバイスを選択し、フォーマットを44100Hzまたは48000Hzに設定し直す
オーディオドライバの更新
古いまたは破損したオーディオドライバは、音量の調整ができない原因になることがあります。Macの場合、ドライバはOSに含まれているため、macOSを最新に保つことで更新されます。
- 「システム設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」を選択
- 利用可能なアップデートがあればインストール
サウンドコントローラー(coreaudiod)の再起動
coreaudiodとは、macOSでオーディオの入出力を管理しているプロセスのこと。一時的な不具合でオーディオデバイスと正しく通信できなくなり、音量調整不能の原因になることがあります。
- Spotlight検索から「アクティビティモニタ」を起動
- 検索バーに「coreaudiod」と入力し、サウンドコントローラを探す

- coreaudiodをクリックして、上部の「×」をクリックして終了
- coreaudiodが自動的に再起動
作業後、音が出るようになったか確認します。
Macのメンテナンス実行
Macの動作が不安定で音量調整がうまくいかないときは、システムログの削除やキャッシュのクリアといったメンテナンスが効果的です。ここでも、クリーナーアプリ「CleanMyMac」を使えば、クリック操作だけで進められて簡単にパフォーマンスを改善できます。
- CleanMyMacの無料トライアルを入手してアプリを起動
- 「パフォーマンス」を選択し「スキャン」をクリック

- 「全てのタスクを表示」を選択し、内容を確認
- メンテナンスタスクを選択し「実行」
Macの不要なデータが整理され、音のトラブルが解消しやすくなります。
PRAM/NVRAMをリセット(Intel Macのみ)
Intelチップ搭載のMacであれば、以下のリセット操作で解決するかもしれません。設定の不具合を初期化して、音のトラブルを解消できる可能性があります。
- Macを再起動
- すぐに「Command + Option + P + R」を同時に長押し
- 起動音が聞こえたら指を離す
Appleシリコン搭載のMacでは、NVRAMに相当する情報が起動のたびに自動チェックされるため、実施しなくて大丈夫です。
SMCをリセット(Intel Macのみ)
SMCリセットは、ハードウェアの管理機能をリセットして、調子を整える方法です。
デスクトップ型(iMacなど)の場合
- 電源を切り、コンセントを抜いて15秒待つ
- 再びつないで5秒待ったら、電源ボタンを押して起動
ノートブック型(MacBookなど)の場合
- 電源を切る
- 「Shift + Control + Option」キーと「電源ボタン」を14秒間長押し
※Appleシリコン搭載のMacにはSMCという機能自体がないため、こちらも操作は不要です。
よくある質問(FAQ)
Q. Bluetoothイヤホンを外したら急に音が出なくなったのはなぜ?
A. macOSは直近に接続した出力デバイスを優先する仕様のため、切断後に出力先が正しく切り替わっていない可能性があります。「システム設定>サウンド」で出力先を手動で選択し直してください。
Q. coreaudiodを再起動しても改善しない場合はどうする?
A. macOSのアップデート確認とアプリごとの音量設定の見直し、Intel MacであればPRAM/NVRAMリセットやSMCリセットを順に試してください。
症状別に対処して、Macの調子を取り戻そう
出力先のチェックやサウンドコントローラーの再起動など、さまざまな手順を試すことで、Macは調子を取り戻してくれるはずです。
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