Macの「アプリケーションメモリが不足しています」解消法|メモリ確認・解放まで
4 分で読む

Koki Isshiki
ライター/エンジニア 難しいテックの話題を簡単にお届け!
はじめに

たった7日間のスマートなケアで、Macが再び新品のように動作します。スペースとスピードを最適化 — 新しいデバイスの購入は不要です。
その方法を見る24時間日本語サポート
Apple公証済みで安全
日本で3万7,000件ダウンロード
この記事で解説している機能は、MacPawサイト版のCleanMyMacに関するものです。
Macで「アプリケーションメモリが不足しています」という表示を見たことがありますか?このエラーが出ると、使いたいアプリがスムーズに動かずストレスです。結論から言うと、多くの場合は再起動や不要なアプリの整理で解決し、macOS Tahoeを使っている場合は追加の対処も必要です。
Macのメモリ使用量を確認する方法や、メモリを解放するTerminalコマンド、メモリ増設の可否などのお役立ち知識を知って、アプリケーションメモリ不足を解消しましょう。
Macのアプリケーションメモリとは?
アプリケーションメモリとは、起動中のアプリが使っているRAM(メモリ)容量のことです。アプリを開くと、動作に必要なデータがメモリに読み込まれ、これによってアプリがスムーズに動きます。
ストレージとの違い
「ストレージ(SSD)」と混同しがちですが、実は役割が異なります。メモリはアプリを開いている間だけ使う「作業机」のような一時的なスペースで、再起動すると片付きます。一方ストレージは、大切なデータを保管しておく「本棚」のような場所です。
「アプリケーションメモリが不足しています」というエラーが出たとき、本棚(ストレージ)を整理しても解決しないのはこのためです。困っているのは「本棚の空き」ではなく、今すぐ作業するための「机の広さ」が足りないこと。この違いを理解しておくと、スムーズに対処できるようになります。
「アプリケーションメモリが不足しています」と表示される原因
エラーは、アプリを実行するのに十分なメモリがないため表示されます。
具体的な原因:
- ストレージの容量不足(仮想メモリ用の空き容量が確保できず、間接的にRAM不足を招きます)
- 複数のアプリを同時に開いている
- ブラウザのタブの開きすぎ
- 大量のメモリを消費しているアプリがある
- macOSのバグなど
macOS Tahoeでメモリエラーが出る理由
2025年秋にリリースされたmacOS Tahoe 26以降、以前は問題なく使えていたMacで突然このエラーが頻発する(=メモリ消費量が異様に増える)、という報告が増えています。Appleサポートコミュニティ(多数の Apple ユーザが集まるコミュニティ)でも、16GBのメモリを積んだMacでもエラーが繰り返し出るという投稿がいくつか寄せられており、原因としてTahoeで刷新されたUI「Liquid Glass」まわりのメモリリークが指摘されています。
Tahoeを使っていて急にエラーが増えたと感じる場合、次の対処をしてみてください。

- 「システム設定」>「アクセシビリティ」>「ディスプレイ」を開き、「透明度を下げる」をオンにする
- アクティビティモニタでメモリ使用量が異常に増えているアプリがないか確認し、見つかったら再起動する
- ソフトウェアアップデートが通知されたら、都度最新バージョンを適用する
根本的な修正はApple側のアップデート待ちとなりますが、上記の対処で症状はある程度落ち着きます。
Macのメモリ使用量を確認する方法
メモリ使用量を確認できる「アクティビティモニタ」を開きます。メモリプレッシャーの色が緑が理想ですが、オレンジまたは赤の場合は要注意です。

- キーボードの command + space を押してSpotlight検索を開き、「アクティビティ」と入力して開く
- メモリタブをクリックし、メモリプレッシャーのグラフを表示
色ごとの意味を簡単に整理しました。
- 緑:メモリに余裕がある状態。特に対処は不要
- 黄色〜オレンジ:メモリの使用率が高まっている状態。不要なアプリやタブを閉じるなど、様子を見ながら対処を
- 赤:メモリが逼迫している状態。対処がすぐ必要
ヒント💡
難しそうな「アクティビティモニタ」に抵抗がある方は、MacクリーナーアプリCleanMyMacを試してみませんか。Appleに公式認証されており、メモリ不足をはじめとするMacメンテナンス機能をオールインワンで搭載したアプリです。
使い方:
- CleanMyMacの無料トライアルを入手
- 指示に従ってインストールし、アプリを起動
- 上部メニューバーにあるCleanMyMac アイコンをクリック
- メモリにある「解放」をクリック
- 「主な負荷要因」に表示されるプロセスを終了

バックグラウンドで常にMacの様子を監視しているため、表示されるパネルからメモリの使用量をすぐ確認できます。メモリの解放もクリックだけで簡単です。
負担が増え続ける「メモリリーク」の見分け方
メモリリークは、アプリが使い終わったメモリを解放しないまま抱え込み続け、時間が経つほど使用量が増えていく現象のこと。通常はアプリを開いてしばらく使うと、メモリ使用量が一定の範囲に落ち着きます。メモリリークが起きているアプリは、グラフが右肩上がりのまま止まりません。
見分け方は次のとおりです。
- アクティビティモニタの「メモリ」タブを開いたまま、しばらくMacを操作
- 同じアプリを閉じずに使い続けているのに、そのアプリの「メモリ」列の数値が増え続けていないか確認
- 数値が下がることなく増加を続けている場合、そのアプリがメモリリークを起こしている可能性が高い
リークが起きやすいアプリの傾向として、ブラウザ(Chromeなど、タブを多数開いている場合)、Adobe製品などの創作系アプリ、SlackやVisual Studio CodeといったElectronベースのアプリが挙げられます。該当するアプリは、一度終了して再起動すると、改善することが多いです。
ただ、リークを起こしているのがWindowServerなどのシステムプロセスの場合、ユーザーが直接終了させることはできません。この場合、Mac自体を再起動するか、前述のmacOS Tahoeの項目で紹介した透明度設定の変更やアップデート適用を試します。
Macの「アプリケーションメモリが不足しています」の解決法
1. Macを再起動する
「Appleメニュー」>「再起動」でMacを再起動します。Macの軽微なバグの解消やキャッシュのクリアが行われて、メモリ不足の解消に効果的です。
2. macOSをアップデートする
Macでトラブルがあった場合は、OSのアップデートがあるかを確認します。
- 「Appleメニュー」>「システム設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」をクリック
- 利用可能なアップデートがある場合は、インストール
3. 使っていないアプリを閉じる
やりたいことが終わったのに、アプリを起動したままだと、気が付かないうちにメモリを大量に消費していることがあります。
「Option + Command + Esc」を押すと、以下の画像のようなアプリケーションの強制終了画面が表示されます。

使用していないアプリは、強制終了します。
4. ブラウザのタブを閉じる
ブラウザのタブをいくつも開いたままにしていると、メモリを消費し、エラーが発生することがあります。使わないタブはこまめに閉じ、再度見たいページはブックマークに登録しておきましょう。
5. 使っていないアプリをアンインストールする
上記の対処法を試しても解決しない場合は、使っていないアプリをアンインストールして容量を増やします。
Finder>アプリケーション>使っていないアプリを右クリック、でゴミ箱に入れるを選択
画像を表示
その後ゴミ箱を空にして、アンインストールが完了です。
6. Terminalのpurgeコマンドを試す
「purge」はTerminalから実行できるコマンドで、使われていないメモリ(inactive memory)を強制的に解放します。手順は次のとおりです。
- Spotlightから「ターミナル」を開く
- purge と入力し、Returnキーを押す
- パスワードの入力を求められた場合は入力し、処理が終わるまで待つ
ただ、purgeではあくまで今抱えている空きメモリを解放するだけで、メモリを大量消費しているアプリやリークそのものは止めません。しばらくすると再びメモリが逼迫すると考えられます。
ヒント💡
Apple公証のMacクリーナーアプリ「CleanMyMac」では、「メモリ解放」で負荷の原因プロセスを確認して解放できます。purgeコマンドよりも簡単なので、気軽に試してみてください。
CleanMyMac の無料トライアルはこちら
7. メモリ増設を検討する(対応機種のみ)
上記の対処法を一通り試してもエラーが解消しない場合、ハードウェア側の限界かもしれません。では、メモリを増設すれば解決するのでしょうか?結論から言うと、Macの世代によって答えが変わります。
- Apple シリコン搭載Mac(M1/M2/M3/M4):メモリ(統合メモリ)はチップに直接組み込まれており、購入後の増設はできません。購入時に選択したメモリ容量がそのMacの上限になります。
- インテル搭載Mac(2019年以前のiMacやMac Proなど一部機種):モデルによってはメモリを追加できる場合があります。
Appleシリコン搭載Macを使用中で、これ以上メモリを増やせない場合は、今あるメモリをいかに効率よく使うかが対策のポイントです。CleanMyMacのようなメンテナンスツールで不要なプロセスを定期的に整理し、メモリを圧迫しにくい状態を保つのが現実的な選択です。
よくある質問(FAQ)
Q. メモリを解放するにはどうすればいい?
A. 不要なアプリやブラウザのタブを閉じる、Macを再起動する、Terminalでpurgeコマンドを実行するなどの方法を行います。
Q. Macのメモリは自分で増設できる?
A. Apple シリコン搭載Mac(M1以降)はメモリがチップに直接組み込まれているため増設できません。一部の古いIntel搭載Macのみ、モデルによって増設に対応しています。インテル搭載Macは、macOS 27 Golden Gateに対応していないので、購入計画を立てる場合に把握が必要です。
Macのメモリ不足はアプリを使って簡単解決
Macの「アプリケーションメモリが不足しています」というエラーは、適切な対応を行えば解決できます。再起動、不使用なタブなら閉じる、といったシンプルな方法ばかりです。
Macのメンテナンス・クリーニングにぴったりなアプリ「CleanMyMac」は、メモリの解放がスピーディー。こちらの無料トライアルから体験してみませんか。