Macで"バックグラウンドでの実行を許可"を削除する方法

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渡邉 裕美

渡邉 裕美

ライター。パンとチーズとライティングがエナジー

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はじめに

Macが現代で最も強力なコンピューターであることに疑う余地はありません。しかしながら、適切なメンテナンスを行わないと、不要データやバグによってMacが遅くなったり、応答しなくなるリスクがあります。 

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ご注意:この記事はMacPawサイト版のCleanMyMacについて解説しています。

macOS Ventura(macOS 13)から、バックグラウンドで動作するアプリを管理できるようになりました。ところが、アプリを削除してもバックグラウンド項目だけ残り続ける問題が発生することがあります。この記事では、不要になったバックグラウンド項目を完全に削除する方法を解説します。

バックグラウンド項目とは

macOSはアプリがバックグラウンドで動作を開始すると通知を表示します。バックグラウンド項目は、アプリを起動していなくても以下の作業を自動で実行しています。

  • アップデートの確認
  • ファイルの同期管理
  • セキュリティスキャン

これらの項目は「Appleメニュー>システム設定 > 一般 > ログイン項目」で確認でき、オン・オフを切り替えられます。

バックグラウンド項目とは

アプリをアンインストールしても、バックグラウンド項目は自動削除されません。システム設定の一覧に削除したはずのアプリ名が残り続けます。

Macのバックグラウンド項目を削除する方法

次に紹介する2つの方法で削除できます。

手動でバックグラウンド項目を削除

Macのバックグラウンドに関する項目は、以下のどちらかで保存されています。

  • /Library/LaunchAgents/
  • /Library/LaunchDaemons/

このフォルダのデータを消すことで、バックグラウンドに関する項目が削除されます。

手順:

  1. Finderを開く
  2.  メニューバーの「移動」をクリックする
  3.  「option」を押しながら「ライブラリ」を選択する
  4.  「LaunchAgents」フォルダを開く
  5. 削除したい項目のファイルを探す(ファイル名は「com.アプリ名.plist」の形式)
  6. 該当ファイルをゴミ箱に移動(管理者パスワードが必要)
  7. 「LaunchDaemons」フォルダでも同様に実行する
  8. 「システム設定>一般>ログイン項目」を開いて項目が消えているか確認する

手動でバックグラウンド項目を削除

削除は即座に反映されます。反映されない場合はMacを再起動します。

CleanMyMacのパフォーマンス機能を使う方法

手動での削除は難易度が高いと感じるなら、世界で2,900万回ダウンロードされた人気のMacクリーナーアプリ「CleanMyMac」を使えば安全かつ簡単に実行できます。

手順:

 
  1. CleanMyMacの無料トライアルを入手する
  2. Macにインストールして、アプリフォルダから起動する
  3. サイドバーから「パフォーマンス」を選択し、スキャンを実行する
    CleanMyMacのパフォーマンス機能を使う方法
  4. 「全てのタスクを表示」をクリックする
  5. 「ログイン項目」と「バックグラウンド項目」それぞれで削除したい項目を選択して「削除」をクリックする

「ログイン項目」と「バックグラウンド項目」それぞれで削除したい項目を選択して「削除」をクリックする

CleanMyMacならどのアプリのバッグラウンド機能なのか、一覧で確認できます。誤って必要なファイルを削除するリスクを避けることもできるので、安心です。

Macの"バックグラウンドでの実行を許可"にまつわるFAQ

他のMacユーザーが感じている疑問の答えは、お悩み解決のヒントになるかもしれません。

Q1:バックグラウンド項目を削除するとどうなりますか?アプリは動かなくなりますか?

A:いいえ。アプリ本体は正常に動きます。ただし、自動アップデートやバックグラウンド同期などの機能が無効になります。

Q2:削除してもまたバックグラウンド項目が追加される場合はどうすればいいですか?

A:アプリが再度バックグラウンド項目を登録している可能性があります。アプリの設定を確認するか、アプリ自体をアンインストールしてください。

Q3:全てのバックグラウンド項目を削除しても問題ありませんか?

A:システムに必要な項目まで削除するとmacOSの動作に影響が出る場合があります。削除するのはアンインストール済みのアプリや、明らかに不要な項目だけにしましょう。

Q4:LaunchAgentsとLaunchDaemonsの違いは何でしょうか?

A:LaunchAgentsは、ユーザーログイン時に起動する項目です。LaunchDaemonsは、システム起動時に動作する項目で、より深いレベルのバックグラウンド処理を行っています。両方のフォルダを確認することで、バックグラウンド項目を完全に削除できます。

Q5:削除後にMacのパフォーマンスは向上する?

A:不要なバックグラウンド項目が多数動作していた場合、メモリやCPU使用率が改善される可能性があります。ただし、効果は環境によって異なります。

Q6:macのバックグラウンド項目を確認する方法は?

A:左上のAppleメニューを選び、「システム設定>一般>ログイン項目」を開きます。ここに表示されているものが、バックグラウンド項目です。

Macの"バックグラウンドでの実行を許可"削除まとめ

macOSの"バックグラウンドでの実行を許可"項目は、LaunchAgentsとLaunchDaemonsフォルダから該当ファイルを削除できます。簡単な方法は、Macのオールインワンクリーナーアプリ「CleanMyMac」のパフォーマンス機能を使うことです。

不要な項目を削除して、Macをすっきり整理しましょう。日頃のMacケアを手軽に、安心して行いたいなら、Apple公証のアプリCleanMyMacが便利でおすすめです。こちらから無料で体験して効果を確かめてみてください。

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