macOS Tahoe不具合への対処法7つ
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渡邉 裕美
ライター。パンとチーズとライティングがエナジー

はじめに
Macが現代で最も強力なコンピューターであることに疑う余地はありません。しかしながら、適切なメンテナンスを行わないと、不要データやバグによってMacが遅くなったり、応答しなくなるリスクがあります。
Start your free CleanMyMac trialして、Macのクリーンアップを徹底的に行い、パフォーマンスを改善しましょう。これは、マシンの整理や最適化、そしてセキュリティ対策など、どのような問題が起きてもmacOSのスムーズな体験を実現できるようにしてくれるものです。
この記事で解説している機能は、MacPawサイト版のCleanMyMacに関するものです。
macOS Tahoeアップデート後、Wi-Fi接続問題、動作の重さ、アプリクラッシュなどの不具合に悩むユーザーが増えています。この記事では、macOS Tahoeアップデート後の不具合と、具体的な解決策を解説します。事前に問題を把握してからアップデートしたい方にも参考になる内容です。
macOS Tahoeで報告されている主な不具合一覧
アップデート後に多くのユーザーから報告されている不具合は、以下です。
- macOS Tahoeをインストールできない・途中で止まる
- インターネットの速度が遅い
- Wi-Fi接続ができない
- Bluetooth機器との接続不良
- 特定のアプリケーションがクラッシュする・起動しない
- バッテリーの消耗が早い
- 起動に関するトラブル
対処法を見ていきましょう。
1. macOS Tahoeをインストールできない・途中で止まる
インストールができない、または途中で止まってしまう問題です。まずはお使いのMacが対応しているか確認しましょう。
macOS Tahoeに対応しているMac:
- MacBook Air: Appleシリコン搭載モデル(2020年以降)
- MacBook Pro: Appleシリコン搭載モデル(2020年以降)、16インチ(2019年モデル)、13インチ(2020年、4つのThunderbolt 3ポートモデル)
- iMac: 2020年以降のモデル
- Mac mini: 2020年以降のモデル
- Mac Studio: 2022年以降のモデル
- Mac Pro: 2019年以降のモデル
対応機種なのにインストールできない場合は、以下を試してみてください。
- 基本的な条件を確認:Wi-Fiが安定しているか、ストレージにある程度の空きがあるかを確認します。公表はまだされていませんが、30GB程度は必要な可能性が高いです。
- 再起動:Macを一度強制再起動して、もう一度インストールを試します。
2. アップデート後にMacが遅くなった
Tahoeにアップデート後、動作が重くなったり、アプリの起動が遅くなったりするケースがあります。効果的なのはMacの最適化です。
Mac専用のメンテナンスアプリを使うと、とても簡単に推奨メンテナンスタスクを一括実行できます。Apple公証済みのCleanMyMacで、Macの動作を最適化しスピードアップしましょう。
使い方:
- CleanMyMacの無料トライアルを入手する
- Macにインストールして、アプリを起動する
- サイドバーの「パフォーマンス」>「スキャン」を実行する
- スキャン完了後は「メンテナンスタスク」から必要なタスクを選択して実行する
無料で試せるCleanMyMacで、Macの性能を最大限に活かしましょう。
3. Wi-Fi接続ができない・ネット速度が遅くなる
Tahoeにアップデートすると、Wi-Fiネットワークに接続できない、ネットの動作が著しく遅くなる問題に悩むことがあります。
解決法:
- Wi-Fiのパスワードを確認
- Wi-Fiのオン/オフ切り替え
- Wi-Fiを削除してから再接続
上部メニューバーのWi-Fiアイコンをクリックすると、Wi-Fiに関する設定を確認できます。
4. Bluetooth接続の不具合
キーボードやマウスなどのBluetooth機器が認識されない、または接続が不安定になる問題です。
解決法:
- Macの再起動:左上の「Appleメニュー」>「再起動」を実行
- Bluetooth機能のオン/オフ:右上のBluetoothアイコン>スイッチをオフにして再度オンする
- デバイスの再ペアリング:問題のあるデバイスを削除し再ペアリングする
以下の記事も参考にしてください。
参考記事:MacでBluetoothが検出されない時の対処法を解説!設定ファイル削除
5. アプリケーションのクラッシュ
Tahoeアップデート後に、特定のアプリケーションが起動しない、使用中に突然終了するなどのトラブルがあります。アプリの不具合の場合、アプリを初期状態にリセットすると状態が改善する可能性があります。
こんなときこそ、CleanMyMacのアプリケーション機能を使えば、手間のかかるアプリリセットも数クリックで完了します。
使い方:
- CleanMyMacの無料トライアルを入手する
- Macにインストールして、アプリを起動する
- サイドバーの「アプリケーション」>「スキャン」をクリックする
- 「アプリケーションを管理」をクリックする
- 「アンインストーラー」を選び、リセットするアプリを見つけて横の「>」をクリックする
- バイナリ以外すべて選択し、下部にある「削除」をクリックする
できました!
6. バッテリーの消耗が早い
Tahoeへのアップデート後「バッテリーの持ちが悪くなった?」と感じることがあります。新機能が増え、従来よりもリソースを多く消費しているのでしょう。MacBookのバッテリー持続時間が短くなるのも仕方ないことです。次の解決法を試してみてください。
- 様子を見る(24時間〜48時間程度):アップデート直後のバッテリー消耗は一時的なことが多い
- バッテリー消費の大きいアプリを閉じる:「アクティビティモニタ」の「エネルギー」タブでバッテリーを多く消費しているアプリを特定し閉じる
- 低電力モードに変更:「Appleメニュー」>「システム設定」>「バッテリー」>「低電力モード」に変更する
Tips:バッテリーの状態をチェック
長年Macを使っていると、経年劣化でバッテリー消耗が早くなっているのかもしれません。「Appleメニュー」>「システム設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態」の横にあるマークを選択すると、バッテリーの状態、最大容量を確認できます。
Macのバッテリー状態が確認できました。
7. 起動時の不具合
macOS Tahoeアップデート後、「Macが起動しない」、「起動の途中で止まってしまう」ことがあります。解決方法:
- 外部周辺機器を取り外す:外部周辺機器をすべて取り外して起動する
- 強制再起動:電源ボタンを長押しして強制的にシャットダウンし、再度電源ボタンを押して起動する
- セーフモードでの起動:Appleシリコン搭載のMacは電源ボタンを長押し、「起動オプション」が表示されたら「shiftキー」を押しながら「続ける」をクリックする。IntelベースのMacは「Shiftキー」を押しながら起動し、セーフモードにログインする。
macOS Tahoe不具合への対処法まとめ
macOS Tahoeの不具合は、基本的な操作で多くが解決できます。より効率的に問題を解決したい場合は、CleanMyMacのパフォーマンス機能やアプリケーション管理機能を活用しましょう。手動では時間のかかるメンテナンスを簡単に実行できます。CleanMyMacの無料トライアルで定期的なメンテナンスを始めてみませんか。